ぎっくり腰はもまないで!
あさひ整骨院院長の辰野です。
最近、ぎっくり腰の患者様が何名かいらっしゃいます。
ぎっくり腰になった時に、どうしますか?筋肉が固まったから、お風呂に入ったり、湿布をしたりしてませんか?また、民間のマッサージ店に行って、もみほぐしてもらっていませんか?
あさひ整骨院的には、どの答えもNOです。ぎっくり腰の場合、炎症を伴っていることが多いですから、お風呂で温めると炎症が広がり、次の日痛みが増したり、治りを遅くします。シャワーくらいでとどめましょう。
湿布は、悪くはないのですが、炎症で熱を持った腰には、氷を入れた氷嚢やアイスパックなどその物自体が冷たく、患部の熱を下げる効果のあるものを使いましょう。10~15分ほど患部にあて、2時間ほど間隔をとり、また10~15分冷やす。これを1日何回か繰り返しましょう。翌日には、痛みはだいぶんよくなります。
マッサージはやめておきましょう。運よく上手な先生ならば、よくなるかもしれませんが、基本的にはNOです。それは、炎症があるところをもむと、炎症は広がり、筋肉はより傷めます。また、自己防衛として体を固くし、体を守っているので、無理にほぐすと立てなくなったり、翌日、かなり痛くなります。急性の痛みなので、痛みが回復すれば筋肉の緊張もとれてきます。
あさひ整骨院のぎっくり腰治療は、痛みの強いうちはうつぶせにはなりません。仰向けでの、内臓調整で背中の筋肉の緊張をやさしくゆるめ、ブロックによる骨盤矯正で傷めてしまった関節を固定し、最新電圧治療で痛みを減少させます。最後に動体療法というテクニックの仙骨リリースを行うとかなり立ちやすくなります。
ぎっくり腰は、何回もなる人が多く、あまり繰り返すとヘルニアなど悪い症状へ移行する場合があります。そうならないために、骨盤矯正を行い、腰痛になりにくい体を作ることが大切です。
最後に、腰痛、肩こりなどすべてに言えることですが、規則正しい睡眠、しっかり熟睡すること、アルコールの取りすぎ、栄養バランス、歯が上下すべて入っていることなど、人間の不調を生み出す原因になるものは、できる限り改善してください。