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交通事故に遭われてけがやむち打ちをされた際に覚えておいてほしいこと④総括

2017.05.17 | Category: 交通事故・むち打ち

これまで数回にわたって、交通事故にあった際の慰謝料、治療について書いてきました。

読まれていない方はそちらのブログも読んでみてください。

 

交通事故にあった際の覚えておくことのまとめ。

 

①治療について

施術の信頼性はもちろんですが、交通事故の場合、慰謝料、保険会社との関係など様々な不安、疑問が生じますので、交通事故関係に詳しいところ、サポートをしっかりしてくれるところを選ぶのがベスト。

 

通院は、整骨院に通院しても整形外科の併用が大切。診断の記録が残るので、痛みがあり、治療を必要としていることが、保険会社に伝わりやすい。慰謝料の問題にしても、医師の診断は大きな力を持つので、湿布だけで通院が面倒であっても2週に1回くらいは、経過を報告しに行くのがベスト。

 

整形外科や整骨院に通っても、電気や牽引だけで治療に満足できないのであれば、転院も可能(保険会社に相談すること)

 

治療の終了は、治癒か症状固定のどちらかになる。しっかり通院したいからといって、症状を誇張して「痛い」といい続けると治らない=症状固定と判断され、打ち切りをする理由になるので、治りかけているならば素直に「改善しているがまだ痛みが残る」という形で伝えること。

 

②慰謝料について

損害を受けたものをお金で補填する。

 

治療に通院するための時間の損害になるので、通院に対する慰謝料も発生するので、早く治すためにも、しっかり通院する。

 

慰謝料の額は、最終的に示談などで決まる。後遺障害などで大きく変動はするが、お金のことの専門家は弁護士である。特約に入っている場合は、一度弁護士に相談し、自分自身の判断で弁護士に任せるかどうかを決めるとよい。(必ずしも弁護士が入るほうが、患者様の幸せになるとは限らないので、しっかり話を聞いて、自分で納得して任せるべき)

 

弁護士への依頼は事故直後から相談がベストだそうです。

 

以上、簡単にまとめると、①どの治療院を選ぶか、②弁護士に依頼するかということです。

 

すべては、患者様自身の判断で決めていくことですが、保険会社などに強く言われ、言いなりになってしまい、自分の希望が満足に通らず、不安や不満がたまらないようにしてください。

 

保険会社の方も仕事なので、慰謝料が少なくなるように言わざるを得ないのです。

 

困ったり、わからないことがあれば、一人で悩まずにわかる人(詳しい整骨院や弁護士)に相談してみてください。

 

交通事故に遭われた方が、悔しい思いをすることなく、自分の希望をかなえ、幸せな方向へ解決していけることを望みます。

 

あさひ整骨院・整体院には、宝塚市をはじめ、川西市、伊丹市、西宮市から交通事故に遭われてけがやむち打ちで悩まれている方が多数来院されています。

ご相談だけでも受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

交通事故に遭われてけがやむち打ちをされた際に覚えておいてほしいこと③

2017.05.17 | Category: 交通事故・むち打ち

交通事故によるむち打ちなどの治療の際の対応や知識について書いてきましたブログの第三回です。

 

自賠責保険?任意保険?何が違うの?について書きたいと思います。

 

自動車に乗る際に必ず入らないといけないものが自賠責保険(車検の時に一緒に入るはず)それにプラスして大方の方は任意保険に加入していることが多いです。しかし、任意保険は強制ではないので、入っていない方もいると思います。

 

自賠責のみと任意保険に加入している場合の比較

 

金銭面

①自賠責のみ

傷害に対しては法定で定められた120万円を上限(それ以降は、加害者が被害者に対して自分で負担して払わないといけない)

後遺障害も上限が定められており、相当額全額を負担してくれない

 

②任意保険加入

自賠責保険の上限を超えた範囲を任意保険会社が負担

 

すなわち、任意保険に入っていればよほどの大事故でない場合は、保険の範囲で対応できるが、自賠責のみだと、自己負担しないといけない場合が多い。

 

あと、相手が自賠責のみの場合で後遺障害14級が認められた場合、自賠責から75万円の慰謝料がおります。しかし、本来14級は、およそ110万円慰謝料がもらえる計算になるそうです。ですから、何も知らず75万円をもらって満足するのではなく、110万円もらえる権利があるのですから、加害者に請求する必要が出てきます。

 

示談について

①自賠責保険のみ

示談代行サービスなし(本人同士の交渉になる)

 

②任意保険加入

保険会社が代行し、いろいろな手続きの窓口になる

 

任意保険に加入していると、自賠責保険の会社や病院、整骨院とのお金のやり取りの窓口になってくれますので、毎回お金を払わなくても治療が受けられます。

 

加害者ともめることもありませんし、とても便利なようですが、しかし加害者に代わって示談の場に立ちますので、治療の打ち切りを求めたり、専門的な立場から慰謝料などを決めてきますので、主導権が保険会社に移りやすく、保険会社のいわれるままになりやすい。

 

例えば、病院に行き湿布だけもらい、もっと治療に行きたいのに整骨院に行くなと言われたり、まだ治っていないのに、当社の判断でもう症状固定なので、治療を終了してくださいなど、あたかも法律や決まり事であるかのように言われ、治療に行けない人も中にはいると思います。

 

また、病院に整骨院に行く必要があると承諾をもらえなどと言われることもあります。ただ、整形外科のドクターが自分の病院で治療をしているのに、整骨院に行きたいと言って快く承諾してもらえるのかという問題もあります。

 

法律などの関係上、承諾をもらえれば最善だと思いますが、当院の患者様はそういったことなしで通院されていますし、既存患者様で事故に合われて、病院以外行くなと言われたけど、包帯がばらけて固定が取れたので、当院に来院し、処置をして翌日、「整骨院に行った」と伝えると「そうですか」と普通に通院を認めてくれたりします。

 

整骨院に行かせない権利を保険会社が持っているのではなく、加害者の立場で示談交渉として行くなと言っているのであって、治療を受ける権利は患者様にあると思われるので、なぜ行けないのか?いろいろな方が交通事故、むち打ちの治療を整骨院で受けているのに、私が受けれない理由はなぜなのか?聞いてみてください。

 

それでも、拒否されるようでしたら、当院来院希望の方は、当院顧問の方に相談し、解決策を確認しますし、他の整骨院に行かれる場合は、そこに相談してみてください。詳しい整骨院なら対応策を持っていると思います。

 

まとめ

自賠責のみの場合は、金銭のやり取り、示談など専門の方が間に入らなかったら、難しいことや損することがある。

 

任意保険は、便利なことも多いが、保険会社の言いなりになると満足した治療や損害を補償できないこともある。

 

結果、専門の弁護士や詳しい整骨院に相談し、話を聞いたりして、患者様自身が一番納得できる方向に進めるように協力してもらうことが大切。

 

すべての患者様が納得して不安なく、治療に望めること、原状回復し、幸せを取り戻せることを願います。

 

次回は、治療費についてや交通事故治療の上手な整骨院、病院のかかり方などを書きます。

 

あさひ整骨院・整体院には、宝塚市をはじめ、川西市、伊丹市、西宮市から交通事故に遭われてけがやむち打ちで悩まれている方が多数来院されています。

ご相談だけで受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

交通事故に遭われてけがやむち打ちをされた際に覚えておいてほしいこと②

2017.05.17 | Category: 交通事故・むち打ち

前回から書いている交通事故に遭われた際に最低限覚えていてほしいことの第2弾。

前回のブログを読まれていない方はまずそちらを読んでください。

次は慰謝料のお話

患者様が適切な最大限の慰謝料をもらうために必要な知識であると思います。お役に立てればと思います。

 

まず、損害とは・・・「交通事故がなかったら存在していた状態」と「交通事故に合ったために現実に存在する状態」との利益状況の差のことです。

 

損害を賠償してもらうということは、この利益状況の差を埋めてもらうことにあります。謝罪をさせることではありません。(ちなみに事故に合われた方は、腹が立ちますし、相手に対して怒りも感じますが、法律上、謝罪を強制することはできないようです。

 

この損害には3つの内訳があります。この3つを金銭で解決するということです。

 

①積極損害(領収書が出るもの)・・・事故のせいで余計にかかった金銭的負担

治療費/付添看護費/通院交通費/入院雑費/弁護士費用など

*後遺障害がある場合は、さらに、将来治療費など

 

②消極損害・・・事故がなければ、得られたであろう金銭的利益。得べかりし利益。

休業補償など

*主婦の場合は、女性労働者の平均年収を基礎に算定

*後遺障害のある場合は、さらに、遺失利益

 

③慰謝料(目に見えないもの)・・・精神的な苦痛

障害慰謝料など

*後遺障害のある場合は、さらに、後遺障害慰謝料

 

病院や整骨院に通院する場合、患者様の利益を得られる可能性のある時間を通院、治療に咲くことになるので、治療費とは別に通院することによる慰謝料が発生します。

 

『治療開始から終了までの治療期間の日数』か『実際に治療に行った実通院日数×2』の少ない方を基準に慰謝料は計算されます。

 

すなわち、しっかり通院し治療することは、時間を消費する代わりに慰謝料という形で補填されるので、積極的に治療を行うことが、患者様の健康にとっても、慰謝料にとって重要であると思います。

 

後遺障害とは、交通事故により痛みなどが完全に原状回復できなかった場合、その状態に応じて等級がつけられ、一定の慰謝料が補填されます。

 

例えば、後遺障害等級14級である場合、労働能力が5%失われたとして5年間程度の遺失利益として男性平均年収を基準に計算し、約110万円ほどの後遺障害慰謝料が払われるそうです。

 

後遺障害が認定されるかどうかですが、通院頻度や症状の一貫性、画像診断、診断証、施術証明書などにより事故によるものかどうかが重要になりますので、患者様は症状を医師や整骨院の先生に的確に伝えることが大切です。(後遺障害がほしいからと言って、うそをつくのはダメです)

 

長くなりましたが、最後に大切な示談交渉における賠償額の3つの基準について

 

弁護士・裁判基準・・・過去の裁判例に基づき、訴訟で判決になった場合に想定される賠償額

 

任意保険基準・・・各損害保険会社が独自に作成した基準

 

自賠責基準・・・自動車損害賠償保障法に基づく自賠責保険金の支払額による基準

 

弁護士・裁判基準が賠償額が多くなります。

 

どうすれば、多くもらえる可能性があるかといえば、弁護士特約に入っているならば、弁護士さんに相談することです。そうすれば、弁護士基準を目安に保険会社と交渉がされます。

 

しかし、基準の満額降りるわけではないそうです。裁判を行えば満額出る可能性があるらしいのですが、事故や症状の場合によっては裁判すれば慰謝料が下がってしまう状況もあるそうです。交通事故専門の弁護士さんならばそのあたりの判断が的確にできると思いますので、交通事故を多く取り扱っている弁護士さんに依頼することが大切です。

 

弁護士を介入させない場合は、裁判基準・弁護士基準での算定はできませんので、事故の相手が任意保険に加入していれば、任意保険基準。自賠責保険だけならば自賠責基準で算定されます。

 

任意保険基準は、最低保証の自賠責基準と弁護士基準の間の賠償額での交渉次第になります。弁護士さんに依頼していない以上、患者様自身での交渉になりますので、自賠責基準に近い額になることが多いのではないでしょうか?

 

ここまで書くと弁護士に任せるのが確実にいいようですが、弁護士特約に入っていない場合などマイナスになることもありますので、弁護士特約に入っているかの確認をし、一度弁護士さんと相談してから、患者様自身で依頼するかどうかを判断して決めるのが一番であると弁護士の方はおっしゃってました。

 

弁護士特約の依頼方法は、当院患者様であれば相談していただければ、お答えしますし、交通事故に詳しい整骨院にかかっていらっしゃれば、そちらの先生が詳しく教えてくれると思いますので、相談してみてください。

 

自分のかけている任意保険に弁護士特約かけてないと思っても、弁護士特約が使える可能性があることもあります。

あさひ整骨院・整体院には、宝塚市をはじめ、川西市、伊丹市、西宮市から交通事故に遭われてけがやむち打ちで悩まれている方が多数来院されています。

交通事故によるむち打ちやその他の痛み、示談やこの先のことで不安な方は、交通事故に特化した宝塚のあさひ整骨院にご相談ください。

交通事故に遭われてけがやむち打ちをされた際に覚えておいてほしいこと①

2017.05.17 | Category: 交通事故・むち打ち

交通事故に遭うということは人生の中でも頻繁に起こることではありません。
しかし、一回の事故でその後の人生ずっと後遺症で悩むことになったりする場合が多数あります。
頻繁に起こることではないので、どう対処して、治療はどうすればいいのか?
病院で湿布をもらうだけでいいのか?
整骨院に治療に通えるのか?
わからないことたくさんありますよね。
でも、正しい知識がなくて、自分の意志の主張ができないと最低限の治療しか受けられず、治ることなく治療を終了されてしまう場合も多いのが現状です。
自分が納得いく解決をするためには自分も最低限必要な知識を身に着けないといけません。
交通事故に遭われた際の知識について何回かに分けて書いていきます。

【交通事故の解決とは?】

交通事故で解決しないといけないことは3つ。健康面、金銭面、精神面の解決です。

健康面の解決とは

事故前の体に回復することです。こちらの専門は、医者、われわれ整骨院の先生です。

金銭面の解決とは

金銭の填補により、現状を回復することです。すなわち、壊れた車や健康をお金で解決することです。こちらの専門は、弁護士さんです。弁護士さんに依頼しない場合は自分で示談することになります。交通事故に詳しい整骨院は、弁護士提携していたりして紹介してもらえたり、相談しやすくなります。

精神面での解決とは

事故後から痛みに対する苛立ち、事故後の示談などの処理に対する不安などわからないことが沢山出てきます。こういったサポートは、医者、整骨院の先生、弁護士さんが行う必要があるのですが、医者は診療も忙しくなかなか相談を親身に聞きにくい環境にあると思います。ですから、いつも治療に携わる整骨院の先生が一番関係するところです。交通事故に詳しい整骨院だと的確な助言を受けられて安心ですよね。わからないとかあいまいな答えだと不安になり治療に集中できません。あとは、事故後から弁護士さんに依頼することです。法律に関する的確なサポートが受けられますので、示談などの心配がなくなります。

まとめ

健康面は、病院、整骨院に通い、治療すること。(整骨院に通っても、2週間に1回くらいは整形外科を受診することが望ましい。詳しくは別のブログで)

金銭面は、弁護士特約に入っていれば、弁護士さんを頼るのが一番安心。(弁護士特約についても別のブログで)

精神面は、一番身近に接することになるのは整骨院の先生ですので、交通事故に詳しい先生に治療をしてもらうこと。施術の中で、いろいろ教えてくれるはずです。

少し長く難しい話になりましたが、実際にはもっと難しい話でいろいろ抜けていることも多いと思います。ですので、当院の患者さんはその都度質問していただければ、交通事故専門の提携先がありますので、あいまいな回答でなく、正確にお答えできます。ほかの院でしたら、先生に聞いてください。詳しく学ばれている先生なら的確なアドバイスがもらえるはずです。(インターネットに出ていることを、そのまま答えるような感じだとあまり詳しくないかもしれません)

あさひ整骨院・整体院には、宝塚市をはじめ、伊丹市、川西市、西宮市から交通事故に遭われてけがやむち打ちで悩まれている方が多数来院されています。

交通事故に遭われてお困りの方、ご相談だけでも受け付けていますので、お問い合わせいただければと思います。

 

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